ド軍との超大型契約は「偉大さに見合う」 大谷翔平に米大物記者が畏敬の念「宇宙全体が度肝を抜かれた」
憧れでもあったドジャース移籍を叶えた大谷。その契約には名うての米記者も驚くばかりだ。(C)Getty Images
現地12月9日、今オフにエンゼルスからフリーエージェントとなっていた大谷翔平は、同じロサンゼルスに拠点を構えるドジャースへ移籍した。この一大ニュースは、文字通り世界を震撼させた。
現球界で「唯一無二」とされる二刀流を続けてきた日本人が、10年総額7億ドル(約1014億円)という異次元の契約で、スター揃いの人気球団の一員となる。この事実が何よりも大谷の異能ぶりを物語った。
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周囲の予想を大きく上回る歴史的なメガディールを締結した大谷。球界のみならず、世間をあっと言わせた男には、「ナショナルライター」とも言われる大物記者も脱帽する。北米で最大級のネットワークを誇るスポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「ショウヘイ・オオタニの新たな契約は、世界に衝撃を与えてきた彼の最新の偉業にすぎない」と銘打った記事を掲載。そのなかで、二刀流スターの異能性を改めて絶賛した。
「ショウヘイ・オオタニの持つ数々の驚異的な能力の中でも、『衝撃を与える』という能力は群を抜いている。過去6年間で彼はメジャーリーグという通常なら数十年かけて進化する世界をたった一人で再定義し、征服した。我々のような凡人を唖然とさせてきた」
さらに「彼の二刀流を端的に表現することは、その努力と卓越した才能を過小評価することになる。ショウヘイ・オオタニは1世紀半に及ぶ野球の歴史の中で最も才能ある選手である」と強調したパッサン記者は、今回の異次元契約について「他の誰よりも可能性を高めてきたアスリートが、その偉大さに見合う契約を勝ち取った」と評価している。
「この契約はプロチームスポーツ界では史上最大であり、フリーエージェントで見ても次点の契約額の約2倍になる。もはや球界やスポーツ界だけでなく、宇宙全体が度肝を抜かれたと言っていい。何でも可能になる時代において、オオタニの周りを驚嘆させる能力は比類ないものだ」