「自分が唯一のチャンスだ」――大谷翔平がエ軍時代に抱えていた“悩み” 米中継で明るみになった打撃に影響を及ぼした悪癖
地元スポーツ専門局『Sports Net LA』によれば、今シーズンの序盤から得点圏打率の低迷が続いていた大谷は、エンゼルス時代に好機で「自分が唯一のチャンス。やらなきゃいけない」と考えて大振り。打席内で自然と力む癖が出来ていたという。
直近2週間で得点圏打率は.270と向上している。ドジャースのコーチ陣と続けてきた癖の修正が成功した結果が出ていると言えるだろう。今では得点機で力む素振りは見られず、まるで打ち出の小槌のように打点を稼いでいる。それは大谷自身も「基本的には場面関係なく、自分のいい打席を送ればいい結果が出る」と自信を深める通りだ。
史上初となる「シーズン50本塁打・50盗塁」も達成し、レギュラーシーズン終盤に入っても記録を伸ばし続ける大谷。そのハツラツなプレーぶりは、エンゼルス時代に見られなかった姿だと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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