大谷翔平、ささやかれる「1対6トレード」でのドジャース行き 米報道「エンゼルスファンに楽しい噂ではない」
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MLBのポストシーズンはリーグチャンピオンシップも決着し、残すはフィリーズとアストロズによるワールドシリーズのみとなった。
今季の頂点を決める戦いへのファンの期待は膨らむ中、すでにシーズンを終えたチーム、選手にとっては来季へ向けた話題が中心となるオフを迎えている。その中で、ストーブリーグでも注目を集めるのはエンゼルスの大谷翔平だ。
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大谷自身は日本に帰国しているものの、シーズン中から続くトレードトピックは米国内で過熱する一方だ。10月23日(日本時間24日)にはスポーツサイト『FAN NATION』のノア・カムラス氏による記事の中で、大谷のドジャースへのトレード移籍の噂を取り上げている。
カムラス氏は「ポストシーズンが終わってもいないのに、ショウヘイ・オオタニが今オフにLAのライバル球団へトレードされるという噂がすでに飛び交っている」として、今オフの大谷のトレード移籍について言及している。
その上で、米国内の他メディアの報道をもとに「エンゼルスがオオタニを同郷のライバルであるドジャースにこのオフシーズン、かなり高額なパッケージでトレードするだろうと予測されている」として、ドジャースとのトレード、さらには交換要員候補についても触れている。
続けて「ダスティン・メイ、ディエゴ・カルタヤ、マイケル・ブッシュ、ギャビン・ストーン、アンディ・ページズ、ジェームス・アウトマン」と、ドジャースの6選手の名前を列挙。大谷とのトレードが「1対6」になるものと予想している。
その一方で「だが現時点では、オオタニは自分の将来について決断を下す前に、今シーズンをプレーしたいと考えているようだ。エンゼルスが勝利のシーズンを送れば(来季以降も)彼に留まるように説得することができるだろう」と見解を述べている。
記事の中では他にも「エンゼルスファンにとって、このオフシーズンの噂は楽しいものではなさそうだ」と、ファン心理を強調した。これまで、移籍先としていくつもの球団名が挙がってきており、まさにファンの立場では不安が募るばかり。果たして、同じ都市を本拠地とするチームへのトレードの噂は、どれだけ現実味を帯びているのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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