米メディアが大谷翔平の移籍先にメッツを有力視するわけ「彼は野球界のマイケル・ジョーダンになるだろう」
今オフにFAになる大谷の去就は常に注目の的だ(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地5月30日(日本時間31日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。4回の第2打席に、5試合ぶりとなる特大の13号ソロ本塁打を放った。
大谷は相手先発のルーカス・ジオリトが投じた高めの速球を完璧に捉え、センター後方へ大飛球を放った。打球速度は110マイル(約177キロ)、打球角度は30度、飛距離は435フィート(約132メートル)を計測する特大の一発となった。
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今季も二刀流で躍動している大谷。ここまで投げては10試合に先発登板して5勝1敗、防御率2.91。打っては打率.263、13本塁打、34打点を記録している。そんな大谷は今季終了後にフリーエージェント(FA)となる見込みで、現地では二刀流の動向に大きな注目が集まっている。
現地では様々な予想が出ているが、米メディアは移籍先としてメッツを有力視する声が多い。米スポーツ専門局『ESPN』は、大谷翔平の争奪戦に関するMLB幹部たちのコメントを紹介しながら見解を示している。
同メディアは「メッツGMのビリー・エプラーは、オオタニがアナハイムを選んだときにエンゼルスのフロントオフィスのリーダーを務めており、おそらくフリーエージェントが始まれば、彼はどの球団幹部よりもオオタニのことをよく知っているだろう。それはメッツにとって、かなり有利な要素となりうる」と記載し、かつてエンゼルスの幹部を務めていたエプラー氏がGMであることをメッツ移籍が有力となる要因として挙げた。