“MLBレジェンド”の記録を抜いた大谷翔平を米老舗誌も大絶賛!「スポーツ史上最高の選手になるかもしれない」【プレーバック2023】
打者としても投手としてもトップレベルの活躍を見せる大谷が「その伝説をさらに確固たるものにしている」と称えられた。(C)Getty Images
投手として10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、打者としては打率.304、44本塁打、OPS1.066を記録するなど、驚異的な活躍を見せた大谷翔平。メジャー日本人初となる本塁打王に輝き、2度目となるア・リーグMVP受賞の期待が高まっている二刀流は、怪我で戦線離脱という無念の結末でシーズンを終えた一方、ファンの記憶に残る大きなインパクトを残した。ここでは日本の至宝が今シーズンに見せた印象的なパフォーマンス、出来事を『CoCoKARAnext』のヒット記事で振り返る。今回は、大谷が“魔球”スイーパーで相手打線を手玉に取った、4月のナショナルズ戦だ。記事初掲載:2023年4月13日
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“魔球”スイーパーで圧巻の投球を見せた。
現地4月11日(日本時間12日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたナショナルズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6四死球と制球に苦しむ場面もあったが、7回92球を投げ、無失点、1安打、6奪三振で圧倒的な投球を披露。今季2勝目の白星を挙げた。
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この日も、大谷の“スイーパー”でナショナルズ打線を手玉に取った。ピンチを招く場面もあったが、最大の曲がり幅は51センチに達する魔球で相手打者から三振を奪い、ピンチを切り抜けた。
圧巻のピッチングを見せた大谷はこれで今季2勝目を記録。防御率は0・47と驚異の数字を残している。打者としても打率.300、3本塁打、8打点と開幕から二刀流で大活躍を見せている。
この試合で快投を見せた大谷は、ある大投手の記録を抜いた。エンゼルスの公式PRツイッターは「今夜はショウヘイ・オオタニの10回連続登板で2失点以下の新記録となった。ノーラン・ライアンは1972年から73年のシーズンをまたいで9試合連続だった」と投稿し、大谷がMLBレジェンド投手、ノーラン・ライアンが1972~73年にかけてマークした9試合連続の球団記録を抜いたことを伝えた。