大谷 新・宿敵ペレスが41号で猛追 指揮官も「Don’t miss it!」(見逃すな!)と呼びかけ
残り試合もいよいよ25試合。投打にわたって異次元の活躍、進化を見せ続ける大谷には指揮官も興奮を隠せない。マドン監督は43号3ランを放った4日(日本時間5日)の試合後にこう語った。
「素晴らしい!他の監督や選手、みんなが畏敬の念を抱いている」とキッパリ。続けて「今ここで目にしていることを本当に理解しないといけない。見逃してはいけない!今後も繰り返されることを願っているが、見逃してはいけない!今、この若者は普通ではないことをやっている」と「見逃してはいけない」のフレーズを連呼。ベーブ・ルース以来となる103年ぶりの「2桁本塁打、2桁勝利」達成が目前となり、注目を集めているが、現代によみがえったスーパースターの活躍を一瞬たりとも見逃すな!と日米の野球ファンに向かって呼びかけたのだ。
打って走って、投げる―。野球少年そのままに真摯に野球に取り組む姿勢をマドン監督も高く評価している。43号を放った前日の3日(同4日)の試合はメジャー自己最多となる117球を投じ、7回8奪三振2失点。翌日の試合前、大谷の体の負担を心配していた指揮官に対し、大谷は出場を直訴したという。
「120球近く投げてどこかしら体が痛いはずなのに、そんな素振りを全く見せなかった」と自身の決めた二刀流を達成する意思の強さには最敬礼だ。
「投手・大谷」として節目の10勝目がかかった試合は10日(同11日)から敵地で行われるアストロズ3連戦の内のいずれかになる予定。「打者・大谷」としては、ペレスとのキング争いも佳境に入る。残り25試合、大谷の勇姿を楽しみにしてきた日本ファンにとっても名残惜しいが、二刀流シーズンの集大成となる、終盤の戦いはますます見逃せなくなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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