大谷 新・宿敵ペレスが41号で猛追 指揮官も「Don’t miss it!」(見逃すな!)と呼びかけ
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日の本拠地で行われたレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。前日に43号を放っており、2試合連続が期待されたが、この日は快音は聞かれず。4打数無安打3三振1四球。初回の第1打席は一ゴロ、第2、第3打席は三振、第4打席は四球。第5打席も三振に終わった。
一方、本塁打王を猛追する2位のペレス(ロイヤルズ)がこの日は41号3ランをマーク。2戦3発、直近16試合で11発と完全に量産態勢に入っており、本塁打トップの大谷は2本差に迫られた。
初回の第1打席はヒヤリとする場面も。2ボール1ストライクからの5球目、相手左腕ハーンの抜けた変化球がすっぽ抜けて、あわや大谷の右肩を直撃しそうになると、球場には悲鳴が一斉に響き渡った。最近は右手に投球を受けるなどアクシデントが続いていたとあって、SNS上では「大丈夫?」と心配する声が上がった。結果、この打席は一ゴロ、3回先頭となった第2打席はアウトコース155キロの直球を見逃し三振に倒れ、厳しい判定に顔をしかめる場面も見られた。
さらに5回二死走者なしで迎えた第3打席も空振り三振。第4打席は四球で出塁すると、今季23個目となる盗塁に成功。これでメジャー至上初となる「50本塁打、25盗塁」の記録も視野に入ってきた。9回に回ってきた最終の第5打席は三振に倒れた。
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