「こいつ、ここで一番野球を楽しんでる」エ軍同僚たちが驚く大谷翔平の姿勢 規格外の二刀流は「国を背負っている」
投打で違いを生み出し続ける偉才・大谷。その活躍ぶりには見方も驚きを隠さない。(C)Getty Images
現球界で唯一無二とされる「投打二刀流」を貫き続けている大谷翔平。試合に臨むうえでの準備や姿勢は他の選手たちとは一線を画す。
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毎試合のように投打で活躍し、娯楽を生み出し続けている。現地5月15日から行なわれていたオリオールズとの4連戦では初戦に二刀流でプレーすると、打者としてサイクル安打達成まで二塁打を残すのみという活躍。さらに最終戦でも本塁打を放ってチームの勝利に貢献した。
日々傑出した存在感を放っている日本のメガスターに、エンゼルスの同僚たちも羨望の眼差しを向けている。米老舗紙『USA Today』の取材に応じたクローザーのカルロス・エステベスは「ショウヘイは国全体を背負っているんだ」と指摘した。
ロッキーズから今季新加入したエステベスは、チームメイトとなって目の当たりにした、大谷の規格外の働きを強調してもいる。
「ショウヘイは国全体の重荷を自分の肩に背負っているんだけど、その背負い方は全くもって驚きだよ。彼は僕らには笑顔を浮かべ、冗談を言ったり、時には鼓舞もする。内野にゴロを打ったと思ったら走り勝ってヒットにするし、その後にマウンドに上がって100マイルのとんでもない球を投げたりする。俺からすれば、『なんてこった、こいつ、ここで一番野球を楽しんでいるよ』って感じさ。しかも彼は誰よりも一番タフな仕事をしているんだ。見ていて最高さ」