DeNAバウアー炎上の理由を球界OBが分析 すでにクセが見抜かれている?

タグ: , , , 2023/5/20

3試合に先発してQSは1回。まだ日本の野球になじんでいないようだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 サイ・ヤング賞という華々しい実績を引っさげ、鳴り物入りでNPBにやってきたDeNAトレバー・バウアー。デビュー戦となった5月3日の広島戦では7回1失点と好投を見せたものの、9日の巨人戦では6回7失点、16日の広島戦では2回7失点と、2試合連続で炎上。防御率は8.40と期待を大きく下回る結果しか残せていない。

 まだまだ32歳と年齢的にも脂が乗っている現役バリバリのメジャーリーグのバウアーではあるが、なぜこうも簡単に日本の打者に攻略されてしまったのだろう。現役時代は巨人などで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネルでバウアーが苦戦している理由を解説した。

【関連記事】「サイ・ヤング賞取ったから何でも許されるわけではない」 バウアーを取り巻くチーム内の「冷めた空気」を球界OBが危惧する理由





 まず、「キーポイントは左バッターになってくる。全部左バッターにやられている」と説明。バウアーは右打者への被打率が.280なのに対し、左打者は.452と明らかに左打者を苦手にしている。その原因として「なんかバレてる気がする。例えば、投球にクセがあるとか。セットポジションで一塁ランナーがいる時、牽制のクセは間違いなく出てる」と投球フォームのクセをすでに他球団に丸裸にされている可能性を指摘した。

 また、メジャーの主流はフライボール革命のため、高めのゾーンを効果的に使用することが主な攻め方になっている現状に触れ、「日本のバッターってどちらかというとフライをかち上げていくより、上からコンパクトにライナー性の打球を打つバッターが多い。高めの球は簡単にコンタクトされやすい」「変化球も高めから入ってくるので、バットが一番出やすい、一番手が伸びるところに変化球が来ちゃう」と語る。MLBでは良しとされていた高めの球も、NPBでは絶好球になってしまうケースも珍しくない。むしろNPBのバッターからすればバウアーは打ちごろの投手と言えるのかもしれない。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム