大谷翔平、今季2度目の「サイクル未遂」に敵将も脱帽!先発投手の5度出塁は「59年ぶり」の快挙
今季5勝目を挙げた大谷がバットでも魅せた(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地時間5月15日(日本時間16日)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・投手兼DH」でスタメン出場した。この日、チームは9-5で勝利しており、大谷は7回を投げ被安打4、5失点5奪三振の内容で5勝目をマークした。バッティングでも5打数で9号本塁打を含む4安打、3打点と、投打に渡りこの日も躍動した。
ピッチングでは自身ワーストタイとなる3被弾を喫するなど、オリオールズに5点を許すも、自身も含めた味方打線が中盤までに挙げた大量9得点で試合を優位に進めた。チームは3試合振りの勝利を収めている。
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大谷はこの日、5回の第4打席までに単打、本塁打、三塁打を記録したことで、サイクル安打まで二塁打のみとなった。7回の第5打席はセカンドゴロ、そして9回の第6打席も大きな期待に包まれ迎えたが、結果はレフト前へのシングルヒットに終わっている。
今季9度目となる先発登板での二刀流出場で、またもインパクトを残した大谷。試合後にはメジャー公式サイト『MLB.com』でも、両チームの指揮官のコメントと共に、背番号17のパフォーマンスを報じている。
同サイトでは先発投手が5度出塁したという記録について球史を遡り「1964年9月にヤンキースのメル・ストットルマイヤーがワシントン・セネターズに勝利した際に5安打を放って以来」と59年振りとなる記録を称賛した。