大谷翔平は「840億円超え」の価値があると元ヤ軍戦士が断言!球団にとっては「どんな契約でも“いい契約”になる」
FAが濃厚視されている大谷。その新契約が早くも話題となっている。(C)Getty Images
一体どれだけの価値がつくのか――。今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルスの大谷翔平に支払われるであろうオファーの行方が早くも巷を賑わせている。
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これまでの功績、そして現在のパフォーマンスを考えれば、それが歴史的な金額になるのは想像に難くない。“野球の神様”と称され、長らく比較されてきたベーブ・ルースですら成しえなかった「投打で規定到達」を昨季に堂々とやってのけた大谷。今季もいくつかの記録を球史に刻みながら、打っては12本塁打、OPS.849。投げても11先発で5勝、防御率2.91、WHIP0.90とハイアベレージをマーク。シーズンの四半期が終了した時点ながらMVP最有力候補とする声も上がっている。
無論、球史に残る偉才に対する評価はうなぎ上りだ。米スポーツ老舗誌『Sports Illustrated』のノエル・サンチェス記者は「アメリカのスポーツ界におけるアスリートの意味を完全に塗り替えている」と断言。そして今オフに締結される新契約を「11年6億500万ドル(約847億円)」と予想した。
これまでアメリカのスポーツ界における史上最高の契約は、20年7月にNFLの名門カンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズが結んだ10年総額5億300万ドル(約540億円)。いまや球界屈指の広告塔としての地位も確立しつつある大谷はこれをいとも容易く凌駕するというわけだ。