「アナハイムで高揚感を味わっていない」大谷翔平の新シーズンに地元メディアが期待!侍ジャパンでの伝説のスピーチも称賛
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日本代表「侍ジャパン」の劇的な優勝で幕を閉じた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。代表戦の舞台でも「二刀流」で圧倒的な存在感を放ち、大会を象徴するプレーヤーとなった大谷翔平には、はやくも次なる舞台における活躍への期待が寄せられている。
すでに開幕投手に指名されているレギュラーシーズンが今月30日に開幕する。メジャー6年目の幕開けを前に、WBCで華やかであり、力強い躍動をみせたことで、やはり現地メディアでもさらなる活躍を望む声が鳴り止まない。
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このタイトルのトピックを配信しているのは、ロサンゼルスを拠点にスポーツ情報を伝える『Bally Sports』だ。WBCでの大谷のパフォーマンスを辿りながら、2023年レギュラーシーズンへの見込みを綴っている。
その中で同メディアは「火曜日の夜、ローンデポパークで、オオタニは私たちの誰も見たことのないことをした。彼はダグアウトからブルペンまでジョギングして、エンゼルスのチームメート、マイク・トラウトとの最終決戦に備えた。それは、地球上で最高の野球選手と、過去10年間のメジャーリーグで最高の選手と言われたキャプテン・アメリカとの対決だった」と決勝の最後のシーンを振り返った。
また、グラウンド外でのシチュエーションにも賛辞を贈っており、試合前に行ったチームメートへのスピーチについて「それは、1980年オリンピックの『氷上の奇跡』と呼ばれた、レイクプラシッドでハーブ・ブルックスが若いアメリカ人ホッケー選手たちに語った言葉を彷彿とさせるものだった」と指摘している。