被弾増える大谷翔平…原因は捕手か、自らサインを出す影響か
単にサインを出すだけではない捕手のリード面の役割を、投手が1人でこなす負担はないのか。大谷は「責任も出てくるし、何より言い訳できない。1つ作業は増えるが、その分、楽しい」と新たなチャレンジにも前向きだ。
投手がその日の自身のコンディションに合わせて配球を選択し、サインが合わないストレスもなく投球できるのは大きなメリットになる。とくにそれぞれの球種が一級品の大谷が、そうそう連打を食らうことはない。ただ走者を背負った時、同じテンポになって単調になりやすくなるなど、今後の課題になる。
現状のエンゼルスは捕手に故障者が続出。コンビを組む若手が捕球に苦労する場面もあり、被弾や失点が増えている責任が大谷だけにあるとはいえない。捕手とのコミュニケーションをより深めていく必要がある。万能で知られる大谷が、さらなる進化を目指して取り組む「サイン出し」。配球の変化に注目していきたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「バカげた記録を加えた」大谷翔平の”圧巻13K”に米老舗誌も脱帽!快挙も達成「5回以下13奪三振は1901年以降で4人目だ」
【関連記事】「エンゼルスはトレードには出さない」大谷翔平の去就に米メディアが言及!MLB関係者は「ベストな時期は昨年の夏だった」
【関連記事】「ヤンキースは誰を犠牲にするのか」来季去就が注目される大谷翔平 米メディアが”大谷加入後”のヤ軍構成に見解
1 2