今オフFAの大谷翔平 米メディアが移籍先の“最有力候補”に予想する球団とは
今季も二刀流で存在感を発揮する大谷。その去就についての話題は尽きない(C)Getty Images
現地5月9日(日本時間10日)、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。7回103球で6安打3失点、7奪三振の力投を披露したが、今季初黒星を喫した。
今季5勝目とはならなかったが、この試合で大谷は“元祖二刀流”ベーブ・ルースの記録を超えた。初回、大谷は先頭打者から空振り三振を奪い、ベーブ・ルースの通算501奪三振に並ぶと、さらに2回にはアストロズ6番打者のジェレミー・ペーニャを137キロのスイーパーで空振り三振に打ち取り、通算奪三振数「502」に。“野球の神様”の記録を更新した。
【動画】大谷翔平が通算502奪三振を達成!ベーブ・ルース超えを果たした歴史的なシーン
前回登板ではベーブ・ルース以来、史上2人目の「500奪三振&100本塁打」を達成するなど、今季も“偉業”を達成し続ける大谷。今季終了後にFAとなる見込みで、現地では早くも二刀流スターの動向を予想する声が多くなっている。
米メディア『ESPN』は、大谷の移籍について、合計26人のMLB関係者に対して調査を行ったと伝えた。同メディアは調査の結果をもとに、ドジャースを移籍先の“最有力候補”に予想した。回答者の中から「パドレスとメッツを使って値段を吊り上げると思うが、彼はドジャースに移籍するだろう」という意見が出たことを明かし、「オオタニは西海岸に留まることを好み、ドジャースは多額の報酬を支払うことができる」とレポートした。