エンゼルス・大谷 歴史的快挙達成の裏に自然体で臨む姿「ヒゲ谷さん」にも注目高まる
強打者揃いのレッドソックスを抑え込んだ大谷。完璧な投球で今季3勝目を手にした。(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が5日(日本時間6日)、敵地で行われたレッドソックス戦に「3番・投手・DH」として出場。投げては11奪三振の快投を見せ7回無失点で3勝目。打っては4打数2安打1打点のフル回転となった。
【動画】「理解できない」と米識者も驚愕!大谷翔平が聖地で披露した圧巻11奪三振の全映像をプレーバック
歴史的偉業に臨む大谷に気負いはなかった。ボストンの本拠地フェンウェイパークは「野球の神様」と呼ばれるベーブ・ルースがレッドソックス在籍時に投打の「二刀流」でプレーした場所として知られる。大谷はルースが先発した1919年9月20日以来、103年ぶりに本格的な二刀流選手として同じマウンドに立った。
右股関節の張りで直前も欠場する試合があるなど状態が心配されていたが、投げてみれば、いつも通りの大谷の姿があった。ゲーム開始直後から160キロ台を連発、「ウォッシャー!」など気合交じりの声も多く発するなど、緩急をつけたピッチングで三振を奪っていく。投手としては今季最長の7回を投げ切り、球数99球で降板となった。
1 2