「もはやルースより上」米実況が語った大谷翔平に「驚かされる」理由 特大2連発が示した異能
鋭いスイングで凄まじい打球を放った大谷。その一打は現地のコメンタリーも驚きの声を上げた。(C)Getty Images
思わず言葉を失ってしまうような圧倒的な一打だった。現地5月31日に行なわれたホワイトソックス戦で大谷翔平(エンゼルス)が放った今季15本目のホームランだ。
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3回の第2打席にセンターの後方に突き刺さる14号を放っていた背番号17は、三度対峙した相手先発右腕ランス・リンが投じたインハイへの93.4マイル(約150.3キロ)のフォーシームを強振。かち上げるように引っ張った打球は速度111.8マイル(約179.9キロ)で飛んでいき、ライトスタンドの中段459フィート(約140メートル)地点に着弾した。
試合後に本人が「いい球をしっかり打てている」と振り返った通り、凄まじいバットスイングによって放った会心の一発。打たれたリンが首をコクっと下げ、ボールの行方を見ようともしなかった完璧な当たりには、多くの野球ファンやメディアが賞賛の言葉を送り続けた。そのなかで改めて投手とは思えない図抜けた打撃センスを称えたのは、試合中継を担っていたエンゼルスの地元局『Bally Sports West』のウェイン・ランダッツォ氏だ。
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