大谷 待ってました!45号!指揮官も認めた「復調の証」とは
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのアストロズ戦に「2番・DH」で出場。6点を追う8回無死走者なしの第4打席、相手右腕のハビエルから右翼席に特大の45号ソロを放った。10試合ぶりの一発でこの日、共にノーアーチで46号をマークしているゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)に再び1本差に迫った。
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打った瞬間にそれと分かる完璧な本塁打だった。8回無死、カウント2ボール1ストライクから、真ん中高めに入った直球を捉えると打球はグングンと伸びてエンゼルスファンの待つ右翼スタンドへ。10試合ぶりのアーチは打球速度約187キロ、飛距離約136メートルと大谷らしい豪快な一発となった。
チームはポストシーズン進出の目標も消え、今や注目は大谷のタイトル争いのみとなっている。モチベーションの持ち方も難しいが、大谷は「正直、辛い9月ではあるかなと思いますけど、こういう9月を過ごしたくないと思って、また来年頑張れるように」と前を見据えている。
また、ここ最近はノーアーチの試合も続いていたが、マドン監督は大谷の「復調」を確信しているという。それは打球の方向にあった。この日は初回の第1打席は中直、3回の第2打席は投ゴロ、6回は右前打だったが「右翼への安打も良かったし、逆方向にフライを打っていたのは良い兆しだと思う」とコメント。 最近は強引に引っ張る打席が目立っていただけにセンターを中心に逆方向への打球が出始めたことで、復調を感じ取っているという。