今季初黒星の大谷翔平、またも中盤イニングでの失点にMLB公式も「ビッグイニングに悩まされている」と指摘
同メディアは「シーズン最初の5試合でマウンド上で圧倒的なスタートを切った後、二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニはここ3試合の先発でそれぞれ1回のビッグイニングに悩まされている」と失点パターンを指摘。さらに「火曜日のアストロズ戦もエンゼルスタジアムで5回に3失点を喫し、オオタニにとってはもどかしいテーマとなっている。7回を6安打2四球で3失点したオオタニは、キャリアで初めて3試合連続で少なくとも3自責点を許した」として、過去3試合での内容と併せてレポート。
また「オオタニは最初の5試合で先発出場して防御率0・64だったが、最近の18イニングで12失点を喫したため、防御率は2・74にまで上昇した」として、アストロズ戦後のスタッツも掲載。さらに103球のうち、スプリットが僅か1球だけだったとして「いつもとは少し違う球種構成でピッチングをしていた」と記している。
3試合連続で3失点以上、さらに本塁打も浴びている大谷。この日の7回3失点という数字は決して悪いものではないはずだが、3安打と沈黙した打線と共に不満の残るゲームとなってしまった。アストロズとの3戦目、チームとしての奮起を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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