大谷 ペレス、ゲレーロJr.に打ち勝つポイントは? 本人が語った「あのボールの見極め」
そんな厳しい環境の中で今後、本塁打を積み上げるにはどうすればいいのか。本人はこう語っている。
「なかなか甘い球が、何球も来るわけではない。来た球をしっかり打つために準備したいし、ストライク近辺のボール球を追わないように。残り1カ月は、我慢の打席が増えると思う」
「ストライク近辺のボール球」の判定をしっかり行った上で、甘い球、確実に捉えられる球を見極めることが大事だと認識している。
一方で「疑惑の判定」もますます、増えてきている。この日行われた6回の第3打席。フルカウントから相手右腕アレクシーが投じた6球目は、外角低めボールゾーンにも見える92マイル(約148キロ)の直球。自信を持って見送り、一塁に歩きかけた大谷は、ストライク判定に思わず右手を上げて「違う、違う」とジェスチャー、天を仰ぐシーンも。これには大谷の豪快な一発を期待する本拠地エンゼルスファンも大ブーイングとなった。
これまでも審判団の辛めの判定には泣かされてきた大谷。ただ、今後はいかにこれらの「疑惑の判定」にまどわされずに甘い球を仕留められるかが、キングへの道を分けそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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