「可能性はゼロに等しい」大谷翔平、エンゼルス残留濃厚と米紙が報道「真剣なオファーを出したが・・・」

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エンゼルス残留が濃厚だと報じられた大谷。今年もプレーオフで彼の姿を見ることは出来ないのだろうか。(C)Getty Images

 トレード期限のデッドラインが翌日に迫った現地8月1日(日本時間2日)、米紙「NEW YORK POST」が大谷翔平のエンゼルス残留が濃厚だと報じた。

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 大谷の動向を追っていた同紙のジョン・ヘイマン記者は、「ヤンキースは二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニに真剣なオファーを出した数少ないチームの一つだが、エンゼルスがこの素晴らしい二刀流選手を手放す可能性は、今やゼロに等しい」と報道。その理由として、エンゼルスと他球団の交渉不調と、エンゼルスのオーナーであるアルテ・モレノ氏の意向が働いたとしている。

 今夏のトレードを巡って現地では、様々な報道がなされていた。大谷があと1年半でフリーエージェントの権利を得るため、このタイミングでの放出がエンゼルスにとっての売り時だと見る専門家も少なくなかった。しかし、現在は同僚のトラウトとレンドンが怪我で離脱中のため、「モレノはオオタニを去らせたくはないだろう」とヘイマン記者。また、同記者によれば、パドレス、ホワイトソックスといった他球団も「エンゼルスが万能の大スターを残留させることを決定していると理解した」という。

 大谷本人は先日、「どこのチームにいても、何をやるかは変わらない」と語っていたが、昨年には「エンゼルスが好きだがそれ以上に勝ちたい」とも発言している。チームは43勝59敗でア・リーグ西地区4位と優勝戦線から外れ、プレーオフ進出も難しい状態だ。今年も大谷の姿をプレーオフで見れないかと思うと、残念でならない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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