“疑惑”のストライク判定に大谷翔平も不満顔。敵ファン同情「あれは低すぎる」
大見逃し三振に倒れた大谷は、不満そうに首を横に振った。(C)Getty Images
現地時間5月31日(日本時間6月1日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、敵地ヤンキースタジアムで行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は、センターフライ、第2打席は見逃し三振、第3打席はライトへの二塁打、第4打席はセンターフライと、4打数1安打に終わった。試合は1-9でエンゼルスが敗れている。
【動画】「あれは低すぎる」ヤンキースファンも同情した大谷翔平へのストライク判定の映像
第1打席は、真ん中高めに来た4球目の直球をジャストミート。高く上がった打球は、センターへの本塁打かと思われたが、ヤンキースのアーロン・ジャッジがフェンスを越えそうな打球をジャンピングキャッチ。大谷の2試合連続本塁打は、本塁打王争いのライバルに阻止された。
第2打席は、2ストライクに追い込まれると、低めの変化球を見逃して見逃し三振に倒れた。その1球も大谷には低く映ったようで、ミットに届く前に顔を上げ、ボールを確信した様子。しかし、審判からストライクコールを受け、納得のいかないような表情で立ち尽くすと、首を振りながらベンチへ戻った。
今シーズンの大谷には、こうしたシチュエーションがよく見られる。米ポッドキャストメディア『Jomboy Media』の番組『Talkin’ Yanks』公式ツイッターがこの動画をツイートすると、敵ファンからも「ヤンキースファンだけど、ストライクには見えないな」「トレビノのフレーミングは良かったけど、あれは低すぎる」と、ヤンキースの捕手トレビノのフレーミングを褒めつつも、このストライク判定には疑念の声が上がった。
その後の第3打席では、外角のスライダーを引っ張り、打球はライト線へのツーベースヒットに。第4打席では、一死二、三塁のチャンスの場面で大谷に打席が回ってくるも、浅いセンターフライに倒れた。
この日の大谷は4打数1安打に終わり、期待された2試合連続の本塁打は生まれなかった。それでも二塁打やセンターへの大飛球など、調子の良さをうかがわせるようなパフォーマンスを見せている。元祖二刀流の“野球の神様”ことベーブ・ルースが活躍した聖地・ヤンキースタジアムで明日、明後日と続くこのシリーズは、まだまだ盛り上がりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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