岩村明憲、大谷の二刀流復活へのカギは「コミュニケーション」
投手として7.8勝期待したい
ー投手としては、ここまで紅白戦に登板したなかで、制球に不安が残る結果に。本人は全体的に調子は良いと言っていたが、岩村さんはどう見ていますか?
「今は結果を求めているわけではないし、本人もそこはわかっていると思います。悪い部分をどうこういうわけでもないだろうし、焦ってもいないと思いますね。会見をみていてもネガティブな発言はしていないですし、自分の中では順調に進んでいると言っているので、その言葉に裏付けされる部分はあるんじゃないですかね。」
ー開幕3戦目での先発が内定していますが、残り期間で調整すべきポイントはありますか?
「変化球ですかね。登板ごとに(変化球に関して)完全なボール球ではなくなってきているので、そこら辺は修正出来ている部分だと思います。そこがさらに修正出来てくれば、変化球でもストライク取れるし、空振りだったり、打ち取ることができるんじゃないかなと思います。」
ー順調にいけばシーズンで10試合前後の登板が見込まれていますが、その中でどのようなピッチングを期待しますか?
「7〜8勝くらいしてほしいという期待はあります。打者として出場しながら投手としてゲームを作らないといけないので、彼だけに負担はかけられないというのはありますが・・・。ただ彼は夢を見れる選手なので、周りの期待度は上がっていきますよね。」
投手として打順に組み込めるのが理想
ー一方で、打者大谷として、懸念点はありますか?
「懸念点は特にないですね。力の取り方、入れ方、抜き方がしっかりとできればいいと思います。打者をやりながらそれができれば、投手の準備をしながら打者ができることにも繋がってくると思うので。」
ー投手として出場しながら、打者としては30試合強の出場が見込まれますが、その中でどのような活躍を期待しますか?
「30試合しかないので、具体的な数字は感覚次第になってしまいますが、大谷くんに求めるのはそこではない。究極をいうならば、投手として打順に組み込んでいけるのが理想かなと思います。そこは二刀流をやっている選手ならではですから、日本でやっていたようなことができるのが理想ですね。」
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