「意図って何かなと考えたときに」貧打にあえぐ中日がなぜ金銭トレード?球界OBの考察「ほかにトレードとかも考えていて…」
岩嵜は昨季のゲームで最速158キロもマークしていた(C)産経新聞社
オリックスは30日、中日から岩嵜翔を金銭トレードで獲得したと発表した。
岩嵜は今年プロ18年目、ソフトバンク時代には2017年にキャリアハイとなる72試合に救援登板、防御率1.99をマークした。その後、2021年に又吉克樹のFA移籍に伴う人的補償として中日に移籍。
【衝撃速報】”中日が放出した理由は1つ‼︎”中日・岩崎翔がオリックスへ金銭トレード決定!背景と狙いを徹底解説【プロ野球】
2022年には右肘のトミー・ジョン手術を受け、オフには育成契約。24年6月に再び支配下登録となり、同年は21試合に登板。158キロをマークした試合もあった。
今季はここまで4試合の登板で防御率2.08、4月1日の巨人戦(バンテリン)では1イニング無失点に抑え、1413日ぶりの白星をあげ、お立ち台で号泣したシーンも話題を集めた。
また、現在リーグ5位、貧打にあえぐ中日が交換トレードではなく金銭トレードを選択した背景に球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は30日に自身のYouTubeチャンネルに「【衝撃速報】"中日が放出した理由は1つ!!"中日・岩崎翔がオリックスへ金銭トレード決定!背景と狙いを徹底解説【プロ野球】」と題した動画を更新。今回の両球団のトレードの背景に関して自身の見解を伝えている。
まず大きな理由としてはオリックス側が、救援陣にトミー・ジョン手術を受けている選手が多いことをあげた。吉田輝星、宇田川優希、小木田敦也など。現在チームはリーグ2位ながら、救援防御率はリーグワーストの4.54(30日現在)と苦しむとあって、中日側が救いの手を差し伸べたと見る。






