巨人激震 中田翔にFA宣言の可能性も?背景にあるチーム事情と獲得が浮上する「球団名」
そういった点を踏まえると、今季ともに最下位に沈んだ中日、日本ハムなどは「若手が多い」「中軸を任せられる勝負強いバッターを必要としている」という点で、補強ポイントとも合致する。
特に立浪和義監督の続投が決まった中日では、今季は現役ドラフト組の細川成也が気を吐いたが、まだまだ成長が必要な若手が多く、強打の右打者として球界を代表するキャリアを積んできた中田に学ぶことも多そうだ。
古巣の日本ハムは移籍したときの経緯もあり、獲得に乗り出すかは不透明だが、こちらも続投が決まった新庄剛志監督は自身3年目のシーズンとなる来季の目標に優勝を掲げている。今季、本塁打王争いをくり広げた万波中正など将来が楽しみな若いバッターは多いが、しっかりと打点を稼げるベテランも勝利のために欲しいところではある。
中田にとっても当然、巨人は問題を起こした後に声をかけてくれた恩義ある球団でもある。一方、来季はプロ17年目、35歳シーズンとなることで、キャリアをどう終えるのか、思いをはせても不思議ではない。
巨人でもすっかり「大将」キャラが定着、多くの後輩から慕われる中田は果たして今オフ、どんな決断を下すのか。一躍注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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