カブス今永昇太 8回途中2失点の粘投 6勝目ならずも改めて4年82億円の契約が脚光「バーゲン価格だ」
また開幕からここまでときに中4日の登板も経験しながらカブス先発陣の柱として安定したパフォーマンスを示しているルーキー左腕の評価も高まっている。
MLB公式サイトは、このたび、MLB幹部を対象に行った「最高のFA契約は誰だった?」という投票内容を公表。その中でドジャース大谷翔平を抑えて今永が最多得票だったことを発表した。
今永は正確にはFAではなくポスティング移籍だったが「契約内容(4年5300万ドル(約82億円)は妥当。市場価値以上の活躍を果たしている」とナ・リーグ球団幹部は応えている。
昨冬の移籍市場で注目されたのは、エンゼルスからドジャースへ10年総額1000億円もの超大型契約で移籍した大谷、また投手ではオリックスから今永と同じくポスティングでドジャースへ移籍した山本由伸が12年総額3億2500万ドル(約455億円=発表当時のレート)と期待の高さをうかがわせた。
今永に関して「評価は高かったが、山本へのスポットライトの影に隠れていた」とア・リーグ幹部も話したという。今永の現在の評価に関しては「バーゲン価格だ」と”お手頃”だったと認める幹部もいたとされる。
気合の半袖投球でも人気を高め、着々と地位を積み上げている。シーズン序盤ながらナ・リーグ新人王最右翼とも目される左腕の引き続きの活躍を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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