今永昇太は128億円を超える可能性も 大型契約締結の“肝”は大谷翔平、山本由伸も絡むMLBの移籍事情に!?
メジャーリーグの移籍情報を発信する移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は「興味深いことに、代理人事務所のオクタゴン社は、顧客であるイマナガが他の大物の陰に隠れないようにするようだ。だが、この戦略はリスクを伴う」と指摘。大谷や山本の移籍先が決まるまで決断を待てば、今永の契約が遅れてしまう可能性を説いている。
「ヤマモト側も『オオタニの去就が決まれば、市場の動向もより明確に見極められる』との思いがある。このシナリオ通りに進んだとすれば、イマナガのポスティング公示は来年1月までずれ込むかもしれない。そうなった場合、45日間のポスティング交渉期間を経て、納得できるチームと契約した頃には、各チームの春季キャンプが始まってしまう。つまり彼のアメリカ野球へのアジャスト期間が削られることになるのだ」
さらに同メディアは「大物のFA選手たちはオフの後半まで、じっくり時間をかける戦略を採用する可能性もある。そうなると、あらゆる交渉も詰まるかもしれない。オオタニやヤマモトを待っていたイマナガが『さあ、ポスティング公示だ』と決意した頃には、より良い選択肢事態が少ないという事態も普通に考えられる」と断じている。
もっとも、『MLB Trade Rumors』も今永の実力を「素晴らしい経歴がある」と高く評価。契約に関しても5年8500万ドル(約128億3500万円)と『ESPN』を上回る予想をしている。
一連の推察から、今永が今オフにメジャーリーグ移籍を叶えるのは確実と言える。それだけにポスティングを公示するタイミングが肝となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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