G井納 生き残りの道は「あの路線」!?注目集めるチーム貢献術とは
FA移籍1年目に1勝もできず期待を裏切った巨人・井納翔一投手(35)が巻き返しを誓っている。
井納は23日、ジャイアンツ球場を訪れブルペン入り。約15球を投げ込み「去年は本当に何もしてないので。(今年は)1年間(1軍)というのもそうですけど、イニングに関しても最低でも規定投球回にはいきたい。桑田コーチが完投数について言ってましたけど、こだわって、狙えるときは狙っていきたい」とすべての面でチームの力になるべく、意気込みを語った。
今オフ、力を入れて取り組んだのは下半身強化。勝負のプロ10年目のシーズンに向け、巻き返しを図る決意を固めている。そんな井納をめぐっては「見本」となるべく、チーム内のある人物があがっている。
「昨季引退し、今季からコーチに就任した大竹(寛)氏です。同氏も移籍後は結果を残せず苦しいシーズンを続けたが、中継ぎなどで結果を残すとともに何といっても、あの『愛されキャラ』がチームに存在感を発揮した。同氏が引退した今、ああいった形でもアピールできれば、井納にとっても一つの生き残りの道となるのではないか」(球界関係者)。
1 2