現れた新星 脅威の「.705」 身体能力抜群23歳のロマン砲に「どこに隠れていた?」
水谷のコンタクト力の高さも注目されている(C)産経新聞社
日本ハムの新たなロマン砲が注目を集めている。
交流戦から出場機会を増やしている外野手の水谷瞬は、交流戦機関中は12試合に出場し、打率「.477」で現在首位打者、特筆すべきは、そのパワーにもある。長打力は圧巻の「.705」(11日現在)をマーク。有り余るパワーで球界を席巻している。
【動画】圧巻の一撃!水谷がヤクルト戦で先制ホームランを放ったシーン
6月2日のDeNA戦(エスコン)では第3打席に大貫晋一のカーブを振りぬき、左中間スタンドに飛び込む豪快なアーチをかけた。これが待望のプロ初本塁打となり、本拠地のファンを喜ばせた。ダイヤモンドを1周し、ソフトバンク時代にお世話になったという松田宣浩氏の「熱男ポーズ」を決め、チームを盛り立てた。「3番・左翼」で出場した7日のヤクルト戦(神宮)でも初回二死からドラフト2位ルーキー、松本健吾の低めスプリットをすくいあげ、”技あり”の2号をマーク。体勢を崩されながらも本塁打とするパワーも光った。
水谷といえば、ソフトバンクからの現役ドラフト組。身体能力の高さは以前から認められていたが、なかなか結果を残せず。プロ6年目にして、新天地で大きく花を咲かせようとしている。
11日の中日戦まで続く12試合連続安打をマーク、新たな安打製造機、ロマン砲の出現にファンの間からもSNS上で「マジ、えぐい!」「どこに隠れていた?」「身体能力高すぎる」など驚愕の声が相次いでいる。