止まらぬSNS被害 ブレイキンで女子ダンサーが“嘲笑の的”に 豪選手団が猛反発「泣いていることもあった」【パリ五輪】
英公共放送『BBC』の取材に応じた豪選手団のアンナ・ミアーズ団長は、「SNS上の荒らしだったり、ネット戦士の酷いコメントをこうして取り上げないといけないこと自体が、本当に残念なことだと思う」と強調。「私は彼女の勇気が大好きだし、人柄も愛している」と訴え、持論を展開した。
「彼女のような愛すべき人がこういう被害に遭ってしまうことが残念でならない。彼女は2008年に男性中心となっているこのスポーツに唯一の女性として参加して泣いていることもあった。自分が愛してやまないスポーツに参加する機会を得るために大きな勇気が必要だったんです」
批評の域を越えたアンチコメントは言語道断。選手たちの重ねた努力を称える文化が根付くことを願うばかりである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「恥ずかしくないのか」責任逃れの発言? 酷評相次ぐ選手村のシェフが漏らした“本音”に批判殺到!「台無しにした」【パリ五輪】
【関連記事】身長届かず、痛恨の0点 スポーツクライミング女子・森秋彩への“壁”に英紙も疑問「ファンは『いじめ』と主張」【パリ五輪】
【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック
1 2