水泳界にイキのいい「カツオ」が登場!五輪の主役候補に名乗りを挙げたカツオとは?
競泳界で、イキのいい「カツオ」が話題だ。
自由形の松元克央(22)。名前は「かつひろ」だが、小学校時代から「カツオ」のあだ名で呼ばれてきた。両親からも仲間からも呼ばれ「『魚のように速く泳ぐ』という意味もある。もう『かつひろ』と言われても振り向けない」とこだわりを持つ。
今が旬のカツオ!?
選手として、今が旬だ。7月に韓国で行われた世界選手権男子200メートル自由形決勝で1分45秒22の日本新記録をマークし、銀メダルを獲得。萩野公介の持つ従来の記録を更新し、同種目で日本人の表彰台は五輪、世界選手権を通じて史上初めての快挙。文字通り「初カツオ」となった。
世界にもっとも遠いといわれてきた自由形で、壁を破った男のニックネームが「カツオ」。おいしいネタに、マスコミが放っておくはずがない。インタビューでは「頂点ガツオを目指します」。追い込みが得意で「追いガツオです」。ここぞとばかり「カツオ節」を連発し、名前を売った。
アピールが幸いし、「祝いカツオ」まで届いた。8月に入り、所属先であるセントラルスポーツ千葉県内の開業イベント先に、静岡県の水産会社から「カツオを広めてくれてありがとう」というメッセージとともに、一本釣りしたカツオ5本が送られてきたという。
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