逆田澤問題?ソフトBがMLBドラフトの目玉選手と契約か
金の卵流出阻止へ、その後ドラフト指名を拒否して海外プロと契約した選手は、大卒・社会人なら2年間、高卒は3年間はNPB球団と契約できないとする、「田澤ルール」まで設けられた。当時の衝撃のほどを物語る。
その後、昨秋にパナソニックの吉川峻平投手がダイヤモンドバックスとマイナー契約を結ぶまで、ドラフト上位指名確実なアマ選手が海を渡ることは10年間にわたってなかった。
その田澤問題の逆流が、ここになって起こった。スチュワートは目前に迫る6月3日の米ドラフト会議で上位指名が確実視されていた。ソフトバンクが提示した契約金額は明らかになっていないが、相当の金額が動いたのも間違いない。米ドラフトの1巡目クラスは、200万ドル(約2億2000万円)以上の契約金を手にするのが通例だ。
日本球界にやってくる助っ人といえば、名前はあるが盛りを過ぎた、というケースが多かった。もしくはメジャー枠の関係などでマイナーに埋もれた若手が、ステップアップを目指し、プレー機会を求めてやってくるか。まだ19歳とこれだけ若く、将来有望な才能の来日は滅多にない。
球界に先鞭をつけるソフトバンクらしく、前代未聞の豪快な補強をやってのけた。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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