CSファイナル3試合で無失点!改めて見せつけた阪神の「リリーフ陣の盤石さ」
そして、今シーズンのセーブ王であり、阪神の絶対的守護神・岩崎優も安定感抜群。3連投したが、ピンチらしいピンチを招くことは一切なし。9つのアウトのうち6つを三振で奪い、ボールの質の高さを見せつけた。
ポテンシャルの高いリリーフ投手がこれだけ揃っていることもすごいが、それ以上に左右のバランスが良いことも特筆すべきだ。CSにベンチ入りしたリリーフ投手は右投手がブルワー、石井、加治屋。左投手は岩崎 、岩貞、島本、桐敷、及川だった。抑えの岩崎を除くと、右投手3人、左投手4人と偏りがなく、岡田彰布監督としても投手起用がやりやすいのではないか。
一方、広島は栗林良吏、島内颯太郎など優れたリリーフ陣を要しているが、左投手はターリーのみ。中継ぎ陣の左右のバランスが良いとは言えず、その時点で阪神にアドバンテージがあったと言って良い。日本シリーズではこの実力者揃いのリリーフ陣をどのように岡田監督が操るのか注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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