栄光のEL戴冠で「これ以上の別れ方はない」 ソン・フンミンの激震サウジ移籍を英紙が予測「もう伝説として去る運命」
EL優勝後に涙ながらに父親と抱擁をするソン・フンミン。(C)Getty Images
栄光のタイトル獲得とともに、エースは去るのか――。イングランドの名門トッテナムをけん引してきた韓国代表FWソン・フンミンの去就が注目されている。
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去る5月22日、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ(EL)決勝で1-0と勝利。前身のUEFAカップ以来、実に41年ぶり3度目のEL制覇にチームは酔いしれた。
2015年8月にレバークーゼンから移籍して以来、苦節10年もの間、ノースロンドンで戦い抜いてきたソン・フンミン。何よりもファンが望んだメジャータイトルをもたらし、クラブの象徴とも言える存在となった32歳だが、今夏に退団するという噂は尽きない。
栄光のファイナルから日が経たない現地時間5月23日には、英紙『The Guardian』が「この夏にプレミアリーグを去るかもしれない10人」と銘打った特集記事を掲載。その中でソン・フンミンについて「彼はもう伝説の選手としてスパーズ(トッテナムの愛称)を去る運命にあった。初のタイトルを掲げた今、その思いは一層強まっている」と断言した。
さらに同紙はソン・フンミンが今年1月に交わした26年6月までの契約について「クラブが彼の価値を守るためだったのかもしれない」と言及。その上で、クラブと大エースの間に生じる微妙なひずみを伝えている。






