源田の生涯ライオンズ宣言に胸ワクも、来年待つ主砲のFA権取得がレオファンの胸をしめつける理由
森とはドラフト同期入団で仲が良かった。森のオリックス移籍が決まった直後には、ツイッターに思い出写真を添えて、惜別の言葉を贈った。「全身つるまで練習させられて、コーチにもいっぱい怒られて。死んでも見返すって言い続けて9年前に絶対2人で3番4番打つってずっと言い続けてな」など、当時を振り返るコメントは、多くの西武ファンの感動を呼んだ。
だが、来オフにはその西武ファンを悲しませる決断に至る可能性もなくはない。今夏のオールスターではNPBの公式チャンネルの動画の一つに選手たちの会話が偶然拾われており、その中で軽口交じりに山川のソフトバンク移籍をにおわす内容が含まれていたと、一部ネットニュースで騒然となった。
沖縄出身の大砲だけに、地域性という点では九州を本拠地とするソフトバンクは西武よりも地元に近い。このオフには沖縄出身のDeNA・嶺井博希も、ソフトバンクへFA移籍。森も地元大阪を本拠とするオリックスへFA移籍した。
2年続けて打線の柱である仲良しコンビを失う事態はあるのか。源田の生涯ライオンズ宣言は頼もしい限りだが、西武ファンは来年待つ悲劇を恐れ、気をもむ1年間になるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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