「誰かの生きる勇気にはなれる」 競技引退から3年…冬季五輪金メダリストが思い新たに「いつもそばにいる安心でありたい」
自身のSNSで現在の心境を明かした小平奈緒さん(C)産経新聞社
2018年平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒さんが、10月22日に自身のインスタグラムを更新。競技引退から3年を迎えた日に、思いを新たにした。
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小平さんは今年8月にオープンした長野県松本市内のカフェ「Climbing Coffee」の写真を投稿。「競技を退いてちょうど3年が経ちました。10月22日のラストレースの日のことを、今も昨日のことのように思い出します」と振り返った。
続けて「これからは、地域の人たちの身近な存在でいたい。誰かにとって特別な存在ではなく、いつもそばにいる安心でありたい——。そんなことを心に決めて歩みを始めました」と引退後の決意と心境を記した。
来年2月にはミラノ・コルティナ五輪が開催される。「奇しくも五輪シーズン。今までとは全く違う日々を紡いでいます」と現役時代との違いを強調し、「誰かの人生を生きることはできないけれど、誰かの生きる勇気にはなれる。そのことを、改めて想うことが何度もあります」と書き込んだ。
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