これってどうなの? センバツ行進曲「違和感伝説」
「やっぱりパプリカか!」
第一報に触れた瞬間、誰もがそう思ったことでしょう。
開会式の入場行進曲が「パプリカ」に決定
3月19日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球大会の開会式の入場行進曲がこのほど発表され、小中学生の音楽ユニット「Foorin」が歌う「パプリカ」に決定しました。
同曲はNHKの「2020応援ソング」として米津玄師さんが作詞作曲し、子供たちを中心に広く人気を呼びました。昨年末には日本レコード大賞を受賞したことも記憶に新しいです。夏には東京五輪を控えるだけに、主催者サイドが「高校野球も『パプリカ』で盛り上げていこう」という意図も十分理解できます。
とはいえ、高校野球マニアの間では「子ども向けの曲で高校生が行進するのはどうなんだろ?」「甲子園はお遊戯会じゃねえぞ」という声が散見されるのも事実です。
高校野球は教育の一環と言われています。センバツの入場行進曲は、その時代のヒット曲や甲子園の開幕にふさわしい曲が選ばれるのですが、振り返ってみると「これってどうなの?」な歌が採用されているのも事実です。いくつか挙げてみましょう。
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