明暗くっきり?現役ドラフト入団も二軍でくすぶるスター候補たち

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 また、一軍の出場がわずか1試合だった選手は珍しくない。中日からDeNAに渡った笠原祥太郎はオープン戦に2試合登板して防御率1.80と猛アピール。開幕3戦目の先発投手という大役を掴み取ったが3回3失点と乱調。この試合以降は一軍に上がれず、二軍では勝った負けたを繰り返して2勝3敗、防御率4.40と安定感を欠いている。

 広島から楽天に移籍した正隨優弥は5月17日のソフトバンク戦で7番レフトとしてスタメン出場。1打数0安打、1四球という結果だった。ただ、正隨は現在二軍で打率.306、6月6日から3試合連続ホームランを打っており絶好調。近々一軍に昇格する可能性が高く、最下位のチームに勢いをもたらす起爆剤になるかもしれない。

 明暗がハッキリ分かれているが、各球団から「ほしい」と思われて獲得されたのだから、現在結果が出ていない選手も大竹や細川同様、大化けするポテンシャルを秘めているだろう。現役ドラフト組がどうペナントレースをかき回すのか引き続き注目したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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