WBCの異例措置も助けにならず…体重超過の大失態を犯したフルトンのあっけない敗北に嘆きの声噴出「明らかに失敗だ」
地元メディアも31歳の名手には辛辣だ。米メディア『Boxing Scene』は「計量での騒動が、この試合を完全なるB面扱いにし、フォスターを激怒させる要因になった」と指摘。持ち味の技巧が見られなかったフルトンを「完全に劣勢に立たされていた」と糾弾した。
「スーパーフェザーでの調整は明らかに失敗だった。いまや計量に失敗したフルトンがここからフェザー級に戻る可能性も低い。そうして迎えたライト級デビュー戦でひどい状態を露呈した彼は、今後は難しい決断を迫られることになるだろう」
キャリアの岐路に立たされたフルトンは、この経験をどう反映させるのか。ボクサーとしての真価が問われているのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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