来オフFAは「強打の捕手」がトレンドに? 今オフFA市場が終了間近で早くも注目集める「選手の名前」
木下は今季89試合に出場、打率・237、5本塁打、26打点。2021年には11本塁打をマークするなど、球界でも「強打の捕手」として打撃での貢献も評価を高めている。
捕手は育成にも時間がかかり経験豊富な捕手はどの球団も求めている側面はある。昨オフ、西武からオリックスにFAで移籍した森友哉は攻守でチーム3連覇に貢献。改めてその価値を自身で示したのも記憶に新しい。2人の去就判断によっては来オフのFA市場の目玉ポジションともなりそうだ。
ほかにも捕手以外のポジションに目を転じれば、38年ぶり日本一に輝いた阪神の主砲、大山悠輔内野手の選択にも注目が高まっている。今オフの契約更改では、1億5000万円増の2億8000万円(年俸は推定)でサイン。一方でこちらも来季中に取得予定のFA権をめぐって球団サイドからの複数年契約は断り、単年を選択したとされる。
今季は全143試合に「4番・一塁」で先発出場。打率・288、19本塁打、78打点。状況に応じてのチーム打撃もしっかりこなし、チーム躍進のキーワードとなった四球に関してリーグトップの「99」を記録。選球眼の良さで勝利をもたらした。一塁へ全力疾走を怠らない姿なども称賛されている。
いずれにせよ、3選手ともチームの根幹をなす主力選手であることは間違いない。FA取得年というのは気合が入るもの、迎える2024シーズン、果たしてどんなパファーマンスを見せ、チームに貢献できるか。注目を集める存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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