今季Bリーグ移籍市場で成功した選手、チームは?
橋本竜馬(琉球ゴールデンキングス→レバンガ北海道)
琉球から北海道へ衝撃の移籍。昨シーズンリーグワーストとなる22連敗を喫した北海道だが、今シーズンは開幕から4連勝を飾るなど、スタートダッシュに成功。快進撃の裏には橋本の存在が大きく影響している。リーグ屈指のディフェン巧者が加入した北海道は、昨シーズンリーグ17位だった失点(平均失点82.2)が、現在リーグ1位の最少失点(平均失点70.2)のチームへと激変。これまで数々のタイトルを手にしてきた橋本が、チームに勝者のメンタリティーを植え付けている。「BS12水曜バスケ!」解説の渡邉拓馬さんは「昨年下位だった北海道に、(西地区1位の)琉球からいくという考え方は今までなかった。移籍というとネガティブなイメージもあるが、チャレンジを目的に移籍するというのは新しい」と評価。
松井啓十郎(シーホース三河→京都ハンナリーズ)
現在、西地区2位の京都。チーム好調の要因は、今年34歳を迎えるベテラン松井の獲得。これまで、マブンガとサイモンによるオフェンスが大きな得点源となっていたが、シューター松井の加入によって大きく攻撃の幅が広がった。第4節の王者・アルバルク東京戦では、3ポイント7本を含む26得点をあげ、チームを勝利へ導いた。新たなオプションを手に入れた京都が虎視眈々と頂点を狙う。
他にも、新天地で戦いに挑んでいる選手はまだまだいるが、開幕から1か月を迎え、チームの連携も高まってきたこれからの戦いに注目だ。
次回11月6日の「BS12水曜バスケ!」は、10月のスーパープレーを番組独自の視点でセレクトして紹介する。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]