再び熱狂を生んだ死闘で“路上の伝説”が舞う 鬼神クレベルに4年越しリベンジの朝倉未来が平本連に宣戦布告「注射の仮病ニキは何をやってるんですか?」
最終ラウンドも沸き立つ会場を尻目に、クレバーに試合を推し進めた両雄は、互いの長所を消し合う展開に終始。なんとか得意の三角締めに持ち込まんとするクレベルに、朝倉はヒザ蹴りと鉄槌で応戦しきった。
ド派手な決着とはならなかった。それでもギリギリの判定勝ちで4年越しのリベンジを完遂した朝倉は、タイトル戦線にまた前進したと言えよう。そんな試合後もいつも通り、どこかけだるそうにマイクを握った33歳は、「注射の仮病ニキはどこで何をやってるんですか?お前並び直せよ」と平本蓮に宣戦布告。
さらに続けざまに「ケラモフやろうぜ!」と2年前に敗れているヴガール・ケラモフにリベンジマッチを要求。そして「朝倉未来は最強じゃないといけないんで」と自信満々の表情でリングを降りて行った。
[取材・文/構成:ココカラネクスト編集部]
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