ヤクルト 開幕4連勝!村上宗隆だけではないロケットスタートを支える「陰の立役者」とは
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ヤクルトは4日の中日戦(バンテリンドーム)に1ー0と勝利し、開幕4連勝を飾った。99年以来の球団記録に並び、目指すリーグ3連覇に向け視界良好なスタートを切っている。
決めたのはまたもやこの男だった。「4番・三塁」で先発出場した村上宗隆は6回二死一、二塁の場面、相手の左腕エース・大野雄大の内角のツーシームをしっかり捉えるとあわやホームランかと思える右翼フェンス直撃の二塁打をマーク。この日も好機にしっかり仕事を果たす4番の存在が光った。
【動画】あわやホームランになるかと思われた特大の二塁打を放った村上、開幕から好調をキープしている
守っては先発陣含め、投手陣の奮闘も大きい。開幕4試合を経過し失点はわずか「2」。この日も先発のサイスニードが6回5安打無失点と試合を作ると、後を継いだリリーフ陣がしっかり守り抜いた。これで開幕4試合でリリーフ陣は無失点、マクガフの抜けた穴を埋める存在として注目される新守護神の田口麗斗もすでに3セーブ目と安定した働きを見せている。
攻守がかみ合って、開幕から阪神と並び4連勝と快進撃を続けるチームで注目を浴びているのは、不動の二塁手、山田哲人の状態にもある。
2日の広島戦(神宮)では2点を追う3回に1号2ランを放つと、さらに5回には四球を選び出塁すると、二盗に成功。シーズン序盤ながら早くも3盗塁を記録と、トリプルスリー男が本領発揮となっている。