今季のヤクルトはレフトがサバイバル?投手陣の奮起は?球界OBが語る「3連覇」への条件
一方で、里崎氏は「先発は空いている。去年は10勝した投手が1人もいなかった」と、3連覇を目指すヤクルトの課題として、先発投手陣の整備を挙げた。昨季は小川泰弘(32)、高橋奎二(25)、サイ・スニード(30)らが先発ローテーションを支えたが、里崎氏が言うように2桁勝利を挙げた投手がいなかった。「先発に2桁勝利が2〜3人出てきたら無敵。3連覇は間違いなし」と里崎氏は語ったが、ドラフト1位の吉村貢司郎(25)、昨オフに獲得した新外国人のディロン・ピーターズ(30)、ライネル・エスピナル(31)らの活躍や、昨季故障の影響で1年間を棒に振った奥川恭伸(21)の復活などがあれば、3連覇の可能性が大いに高まる。中6日で固定しない柔軟な高津監督の起用にも注目だ。
今季のヤクルトは課題の先発投手陣を整備して、3連覇と日本一奪回を達成することができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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