V奪回を目指すヤクルト優勝に欠かせないピースとは?し烈な外野手争いの「キーマン」「鉄腕左腕」の存在
またレギュラー候補のリードオフマン、塩見も昨年コンディション不良で数度の離脱を強いられるなど、年間通しての安定したパフォーマンスが課題とされる。今季も同様の事態が続くようであれば、若手抜擢に舵を切る可能性はある。
ほかにもヤクルトではリーグワーストに終わったチーム防御率をいかに立て直すかも焦点となる。
先発ローテーションでは石川雅規、小川泰弘といったベテラン勢に加えて、1軍キャンプスタートとなった奥川恭伸がどこまでコンディションをあげて、開幕後の早い時期に先発陣に加われるかもチームに勢いをつける意味では大事なピースとなりそうだ。
救援陣では昨季、田口麗斗が抑えに回ったことで、リリーフ陣の疲労が目立つ場面もあった。その意味ではソフトバンクから加わった嘉弥真新也にも期待がかかる。2017年から6年連続で50試合以上登板したタフネス左腕がどんな化学反応をもたらすかも注目される。
元々は打ち勝つチームとあって、特に野手の頑張りに期待したいところ。屈辱を経て、反攻のシーズンとできるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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