5年連続開幕投手を務めた攝津正氏が語る「仕事のスイッチ切り替え方」とは?
5年連続で開幕投手を務め、現役時代沢村賞をはじめ数々のタイトルを獲得した元福岡ソフトバンクホークスで、現在は野球解説者の攝津正氏。
そんな攝津氏が、現役時代に行っていた自身のメンタルコントロール、さらには仕事におけるスイッチの切り替え方について語った。
開幕投手を任されたプレッシャーは・・・
2012年から2016年まで5年連続開幕投手を務めた攝津氏。チームの大役を任された際、自身の気持ちの持ちようはどのようなものだったのだろうか。
「結果としては(勝敗が)半々だったと思いますが、いずれにせよプレッシャーはありますよね。開幕戦って独特な雰囲気ですし。でも、やれること自体光栄なことなので、ありがたい気持ちでした」
ホークスの開幕投手といえば、それまで斉藤和巳や杉内、和田といった強力な投手陣が務めてきたが、その中で自身が抜擢されたことに対して、攝津氏はこう振り返る。
「自分が開幕投手をやっていた時は、先発陣が結構抜けてしまい、自分がやらないとという気持ちがあったので頑張れたところはあります。
5年連続でやらせてもらいましたが、開幕前の出来が、良い年もあれば悪い年もある。
今の結果がそのままシーズンに結びつくかといったら、それもわからないですし、試合でもブルペンでの調子がそのまま試合に結びつくかといったらそうとも限らないですからね。そこはあまり考えないようにしていました」
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