天心の同僚イケメン格闘家・白鳥がRIZIN大みそかの天心戦が決まらなかった吉成に言及。「リスクなんてなかった。単に大きなチャンスだけだった。後悔すると思う」
――そんなところで天心 vs 五味戦の話に戻すと、見所はどこになりますか?
「見所ですか…、なんですかね。試合自体っていうより、五味さんはPRIDE時代から闘っていた選手だし…」
――天心23歳、五味43歳です。
「世代も全く違うしね。だからRIZINとPRIDEの闘いっていうか、入り混じりというか。そこぐらいですかね」
――RIZINとPRIDEの闘い…。
「試合自体っていうより、そこが見所かなと。今回はボクシングルールでしたっけ?」
――正式にはRIZINスタンディング特別ルール(3分2R)ですね。
「階級差もだいぶあるし」
――20キロと言われています。
「ああ……。なんとも言えないですね。難しいですね」
――1年前に、五味 vs 皇治戦があったじゃないですか。
「あー、はいはい」
――あの試合についてはどう思っていましたかね?
「僕は、大みそかだから、そういうちょっと話題になるような試合を持ってきたんだなって。まったく興味なかったですね」
――ああ、興味がなかった。
「だったら、俺とやれよぐらいにその時は思っていましたから」
――1年前の五味 vs 皇治戦に興味がなかったのはなぜですか?
「うーん、なんだろうな。五味さんてホントにレジェンド級の選手なので、そもそもそういう使い方はどうなのかとも思うし、言ってしまえば総合の選手だし、パンチもそこまで得意な選手かっていうと、そうでもないと思うし。皇治選手もパンチが強いわけでもないし。その二人のボクシングルールって誰が見たいのかなあって」
――となると、今回の天心 vs 五味戦も似たようなものを感じますか?
「まあ、(皇治戦と違うのは)天心はもうボクシングに転向するし、テクニックもすごいので、そこの技術とスピードが見れるんじゃないですかね。体格差のある五味選手に、天心がどう闘っていくのかには見応えがありますけどね」
――唯一あげるとしたら、そこを見ろと。
「いわゆる勝負論はないと思うんですよ。体重差がありすぎるし。それよりも、お互いがどんなものを見せてくれるのかだけですよね。どっちが勝つ勝たないじゃなくて」
[文:Show大谷泰顕]
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