大田泰示 ファイターズと「決別宣言」 背景にある「切ない本音」とは

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 巨人時代は松井秀喜以来の「55」を背負い、重圧に悩んできた。結果を残せないことで「背番号を返せ」など厳しい言葉を投げつけられたこともあったため、ファンから受け入れてもらう、認めてもらうありがたさをより一層感じたことが大きかった。

 本来ならば、温かいファンの多い日本ハムで野球を続けたいという気持ちもあったかもしれない。一方で球団からは「非情通告」を受けたとあって、残留には否定的な考えを示した。

 現在の心境については「とにかく来年に向け練習をしっかりやるしかないというのが今の考えです。野球は僕のなかで一番の財産でもありますし、これを仕事にしてまだまだやりたいという気持ちが大きい。野球ができるチームが早く見つかればいいなと思ってます」とコメント。

 来季はどの色のユニホームを着ることになるのか。プロ人生の岐路に立った大田はここからまた必ずはいあがってみせる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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