【侍ジャパン】鳥谷敬氏が明かすWBC「伝説の走塁」の裏側
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昨年、日本中に大きな感動を巻き起こしたサッカーW杯。日本代表は下馬評を覆す大躍進で、大金星を挙げてベスト16進出。惜しくも目標としていたベスト8まではあと一歩届かなかったが、様々なドラマを巻き起こし、戦いを終える形となった。
サッカーだけでなく、これまで数々のスポーツにおいて、国際大会では数えきれないほどのドラマが巻き起こってきた。
【動画】鳥谷敬氏と川﨑宗則氏が語る、WBC出場でレギュラー剥奪!?
さらに今年は大会開幕まで2ヶ月を切ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が控える。
今回は、共に日本代表として同大会に出場経験のある鳥谷敬氏と川﨑宗則氏が、過去ドラマを巻き起こした、あのシーンについて振り返った。
2人が振り返ったのが、2013年に行われた第3回大会、2次ラウンド台湾戦で1点ビハインドで迎えた9回2死一塁の場面。鳥谷氏が同点に繋がる二盗を決めたシーンだ。
この場面を、「プロだからこそいけたシーン。勝つためには必要だったのですごくいいトライだった」と振り返る川﨑氏。
盗塁のサインは出ていなかったとされている中で、当事者である鳥谷氏は、このように振り返っている。
「行かなきゃ負けるというよりも、行ったら点が入ると思っていました。どんな形でもセカンドにいけば井端さんは絶対に打ってくれると思ったので。キャッチャーが弾くようなタイプでもないし、ピッチャーの球質的にもパスボールやワイルドピッチも考えにくい。それを考えた時に選択肢は盗塁しかないと思いました」