「もう1人ショートができる選手を入れといたほうがいい」WBC、最強侍の裏でくすぶる「遊撃問題」とは

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(C)Getty Images

 3月に開催されるWBCの日本代表メンバーの内定者が続々と決まってきた。今大会はダルビッシュ有や、大谷翔平などのメジャーリーグ勢の参加もあり史上最強との呼び声も高い日本代表。参加メンバーには、大会初招集となる阪神中野拓夢も名を連ねた。

 そんな中野の求められる役割について、現役時代に大洋(現DeNA)で活躍し、日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏が、23日に更新した自身のユーチューブチャンネル「高木豊 Takagi Yutaka」で語った。

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  26日に最終候補発表が控える侍ジャパンだが、遊撃手の層の薄さが懸念されている。近年のジャパンで遊撃手として活躍してきた巨人坂本、ほかにもソフトバンク・今宮も今回は辞退したことが明らかになっている。先発は守備力の高い西武源田が有力だが、キャリアのある遊撃手が揃って参加できないことも響き、バックアップメンバーで遊撃を守れるのは中野しかいないのが現状だ。

 そんな状況を受けて、高木氏は「もう一人、ショートをできる選手を入れといたほうがいい」と提言。最終メンバーはほぼ固まっていることは理解しながらも、「小園とか活躍する気がする」と、広島の若き遊撃手として活躍する小園を推す場面もあった。

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