注目の黄金ルーキー、阪神24歳左腕は「やっぱり、優秀」 開幕から5試合連続無失点を継続中「新たなバケモン候補だな」

伊原は5試合に投げ、無失点と結果を積み重ねている(C)産経新聞社
藤川阪神で開幕からブルペンで着々と結果を積み上げているルーキーがいる。
ドラフト1位左腕、伊原陵人は9日のヤクルト戦(甲子園)、2点ビハインドの7回に4番手として登板。
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これがプロ初の聖地のマウンドとあって、内容が注目された。
1番、西川遥輝にプロ初となる四球を与えるも、動じない。2番、長岡秀樹に対してはカウント1-1からスライダーで遊ゴロ併殺打に封じ、あっさりと二死を奪うと、3番の強打者、ドミンゴ・サンタナに対してもカーブで三ゴロに仕留め、1イニングを無安打1四球無失点。
ここまで開幕から5試合、6回3分の1に登板し、無失点と防御率「0・00」を継続中。与えた四球はわずか1の安定性も光る。
また伊原といえば、コンパクトなフォームから切れのある直球、変化球を繰り出すことで球の出所が見づらいとされ、打者も差し込まれるシーンが目立つ。
巨人の主砲、岡本和真も輩出した奈良の名門、智弁学園の出身。大商大、NTT西日本を経て、ドラフト1位入団を果たした。
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